秋になると決まって体調をくずされる方があります。
「なぜか、悲しくなる」
「やる気が起きない」
「明るく振舞えない」
といった不調です。
これらの症状は季節が影響していることがあります。
古典(黄帝内経素問)によれば
秋は ”収め” の季節、春から夏にかけて成長し成熟した穀物や果実を収穫し貯蔵庫に仕舞い込む季節だと。自然界の氣(エネルギー)は内向きになっているものだと。
人も然り、気持ちや情動はついつい内攻的に、下向きになってしまいがち。
そんな秋だからこそ、エネルギーの入り口である胃腸をいたわり温かい物を多めに食べたり、無暗に活動的になろうとせず穏やかな気持ちで過ごすことも大切です。
気持ちが落ち込む時、是非漢方薬や鍼灸も試してみてください。意外かもしれませんが、効果あります。