良い日だね
久しぶりにお越しになられたお母さんとその女の子。
4月に幼稚園に上がるのを機に他市に引っ越すことが決まったので、あいさつに。
この子はお母さんのお腹の中にいるころからのお付き合い。
とにかくお母さんが大好きでひと時たりとも離れられず、抱っこから降ろそうものなら火が付いたように泣き出すほど。
お母さんは生来の体質と、慣れない土地(他所からご主人の転勤で萩に)での子育てで心身ともに疲れ切ってしまい、
折々に漢方薬を処方し、灸とマッサージで体調不良に対処してきました。
「大げさでなく、ここ(長全堂のこと)のおかげで生きてこらたんです、有難うございます」とお礼を延べられたのです。
こんなうれしい言葉はありません。
この仕事をしていて、最上級の言葉です。
今まで大抵お母さんの胸に顔を埋め泣きながら帰っていった女の子が、
初めて「バイバイ!」と言いながら手を振ってくれました。
オジサンは天にも昇るほど嬉しく、涙が出そうになりましたよ。
こんな良い日もあるんだなあ。