人参湯が負担になる?
漢方薬にも胃腸の不調を善くする処方があります。
平胃散・六君子湯・補中益気湯・人参湯・五苓散等、これ以外にもたくさんの処方があります。
ここで注意しなければいけないのが、服用量です。
特にエキス剤の場合1日量が6.0g、7.5g、9.6gと様々です。
いくら胃腸の漢方薬といっても、普段から胃腸の働きがよくない方にとって
服用量が多いと、漢方薬そのものが負担となり、反って逆効果になることもあります。
そのような場合は1回の服用量を少なくすることになります。
先日も数年かけて胃腸の調子を改善した高齢女性から電話があり
「しんどくて身体が重く、何もしたくない、よく寝られない、食欲が沸かない」
とお話された。
ご親族が入院するような怪我をされたのがショックで、胃腸の不調が再発した模様です。
胃腸の働きを善くする目的で人参湯、ご親族の事がショックで気虚も併発しているので
玉屏風散を併せて服用していただいた。説明書にある1日量だと胃腸への負担が大きいので
夫々半量にしてご用意した。
その後連絡があり、劇的に功を奏し、しんどさは消え睡眠の質も向上したと大変驚かれていました。
いくらよく効く漢方薬であっても
服用できないことには意味がありません。




