物陰から意知の葬列を そっと見守る花魁

透析される葬列に思わず飛び出した花魁を助ける蔦重

気鬱の病
【べらぼう 7月27日放送分】 佐野世直大明神
~誰袖花魁・気鬱の病~
田沼意知(宮沢氷魚)は佐野政言(矢本悠馬)に斬られ、
息絶える。
その意知に身請けされることを心待ちにしていた誰袖花魁
これほどまでに悲しく残酷なことはありません
花魁は狂ったように呪いの呪文を唱えるが・・・
意知の葬列をそっと物陰から見つめる誰袖花魁、
その花魁の姿を見て歌麿が
「大事ねえかな、魂 ぬけたみてえになってけど」と心配する
花魁が葬列に恨みをもった群衆に石をなげつけられると、
思わず飛び出し、花魁を助ける蔦重
「ちょっと この子は”気鬱の病”で」と花魁を助け出す
誰袖花魁の場合、
原因が突然的に起こった深刻なことなので
簡単には治らないことは容易に想像できますが
気鬱の病、今でいう「うつ病」なのでしょうか。
漢方ではうつ病を始め心の病にもしっかりと対応します
病を陰陽で考えた時
気持ち、精神、感情は全て「陽」
肉体は「陰」です
この陰陽の平衡が崩れてしまった状態が、
うつ病をはじめとする心の病と考えます。
お話をじっくりとお伺いし
陰陽虚実を考えた漢方薬を服用されると
頑なだった心に柔らかさが生じ
気持ちに余裕がでてきます
長全堂の漢方薬で
心や気持ちの平穏を取り戻された方たくさんおられます