恋川春町先生酒にて乱れるも屁が鳴る

山東京伝先生、ここぞとばかり屁に乗る

狂歌 元歌は兼明親王 太田道灌の逸話で有名

『屁』
【べらぼう6月1日放送分】
蝦夷桜上野屁音(えぞのさくらうえののへおと)
ヒトの生理現象の中で
なんとなく可笑しみがあるのは『屁』
大河ドラマ「べらぼう」第二十一話では
蔦重が狂歌の会の席で、
酒癖の悪い春川恋町先生が場の雰囲気を悪くした時
誰かが放屁したのをきっかけに
「屁」の狂歌が次々と・・・という展開
たった一発の放屁が場の雰囲気を全く違ったものに変えました
健康な時の放屁は可笑しくて良いのですが
体調不良の時の「屁」は様子が違います
お腹が脹って苦しい時の放屁は気持ち良いもの
下痢の時は要注意、屁と思ってお尻を緩めると・・・・
屁が係わるお腹の不調には漢方薬・平胃散が奏功します
この平胃散、元々は煎じ薬ではなく
生薬を粉末にしたものを調合して作るのです
エキス剤と違って口の中で溶けませんが
よく効きますし、なにより香りが良くて味も良く
口に含んだだけで
”これは効くな” と実感できます
勿論長全堂薬局でも作れます