




首にスカーフ 養生
最終回
皆さんはお気づきでしょうか?
主人公さとこが多くの場面で首にスカーフを巻いていること、
もしくはハイネックのセーターを着ていることを。
さとこは膠原病であることが第1話で紹介されています
膠原病は多くの場合、漢方でいう陰虚体質になっています
陰虚体質とは、体内の水分が比較的少ない状態をいいます
すると粘膜は炎症を起こしたと同じ状態になり
普段は反応しない刺激(冷たい空気、チリ、煙、pm2.5、疲労など)に反応してしまい、
のどが痛くなったり、声が枯れたり、
鼻水が出たり、熱が出たり、身体がだるくなったり
所謂か免疫が低下し、風邪をひきやすくなるのです
そんな時には首を冷やさないように
スカーフやタオル、或いは手ぬぐいを首に巻いておくと
風邪予防になり、のどの不調などを防ぐことができます
ドラマの中では上記のことを具体的に説明していませんが
漢方を生業としている者からすると
大変上手な、理に適った養生の仕方だとわかります
首にスカーフを巻いていることで
さとこは懸命に膠原病と
戦っていることが表現されているわけです。