長全堂薬局 入口 夜景
え!
アレルギー体質で皮膚の痒みや酷い花粉症で悩んでいた20代男性。
漢方薬を数汗和用し続け、大量の花粉が飛散しているにも係わらず今年の春を症状なく快適に過ごしていると報告がてら漢方薬を補充のため来店。
薬局に入ってくるのもなんだか浮かない表情をされています。
皮膚症状も程よく抑制されつつも、新たな悩みがあるとのこと。
男性「どうも低体温になったようで、気になっている」
私「なぜそう思うのですか?何か新たな症状があるのですか?」
男性「最近汗をかかなくなったので!」
アレルギー体質で皮膚に痒みがある方の中には身体が熱く、少し身体を動かすと冬でも汗をかく方がおられます。
そうゆう方は結構体臭がし、家族をはじめ周囲の方が困っていることも多いものです。
これは陰虚といい、身体の深い部分に余分な熱が籠っているため起こる、と漢方では考えます。
この男性もそうゆう体質なので、それに対応する漢方薬を服用していたわけで、
私「それって低体温になったからではなく、体質が改善して皮膚がサラサラになってきたからですよ、体質が良くなっているからですよ。」
男性「えー!そうんなんですか! そうとは気が付きませんでした。てっきり新たな症状かと心配しました。」
男性は安心されたようで、足取りも軽く長全堂薬局をでて行かれました。