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2017年09月

よく効く漢方の散剤

 
今から2000年前に記されたとされる古典『傷寒論』に収められた処方はほとんどが〇〇湯といった煎じ薬です。しかし他の文献等を調べた人の話によると、当時『傷寒論』の煎じ薬の比率よりも大きな割合で△△散といった煎じないで服用できる散剤が多数利用されていたとのことです。
それはそうでしょう服用までに30分くらいはかかる煎じ薬よりも飲みたいと思ったその時に服用できる散剤の方が便利なことは言うまでもありません。五苓散などはその代表処方でしょう。五つの生薬の粉末で構成されます。四つの生薬の粉末は製品として販売されていますが、ひとつ自ら粉砕機で粉末にし篩(ふるい)で粒度を調え無くてはならずとても手間がかかりますが、その五苓散を本日作りました。
・咽が乾く
・吐き気がある
・おしっこの出が悪い
・頭痛がする
 
といったときに服用します。
 
更に便利な使い方として二日酔い、或いは二日酔い予防に効果があります。
お酒を飲む、或いは二日酔いの時の頭痛には良く効きます。
そりゃ勿論エキス剤よりは原末の五苓散の方が良く効くのは言うまでもありません。
 
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きっと職業病なんでしょうね

 
本日は夕刻より博多で勉強会、新幹線と地下鉄を乗り継いで天神まで行きます。
どちらも萩にはない交通機関、地下鉄は通勤時間帯でもあるので混んでいます。
私に背を向けて立っているオネエチャン、Tシャツでしかもスマホを弄んでいる。私の目の前には項がある。
そこには『これぞ肩こり!』というサインが現れているではありませんか!
思わず肩を揉みたくなり、鍼をもっていれば思わず刺す所でした。
 
目の前に凝った肩があると、つい・・・。
やはり職業病なんでしょうね。
 
#漢方#漢方薬≫ 続きを読む

 

25年続く耳鳴り・難聴が良くなっている

【今から25年前】
今を去ること25年。
まだ東京に住み仕事をしていました。
たまたまローリングストーンズの東京ドームのコンサートのチケット(アリーナ席前から2列目!)を入手し、行きました。
結果私の右耳は外傷性中耳炎となり、以来聴力は消失し酷い耳鳴り(24時間)がしていました。
 
私は3年ほど前から訳あって六味地黄丸を服用しています。
最近になってほぼゼロであった聴力が回復し、併せて耳鳴りの程度が軽くなってきていることに気が付きました。
 
六味地黄丸は弱った腎を補強する効果があります。耳は腎の支配にあるため続けた六味地黄丸が効果を発揮したのだと考えられます。文献などにも六味地黄丸が耳鳴り難聴に効果があると記載されています。
 
私の難聴・耳鳴りは外傷性なので回復はほぼ絶望的、と25年前診察した耳鼻科の医師は言いました。
 
しかし回復している、ゆっくりと!
こんなうれしいことはありません。
ただ根気よく継続して漢方薬を服用することも大切です。
場合によっては私のように「年単位」の継続が必要になってくることもありますね。
 
#漢方薬

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広島・鯉・赤

 
本日秋分の日で休日ですが広島にて漢方の講義。
 お昼前にJR広島駅に到着したのですが、駅構内は見事に「赤」「カープ」だらけ!!
 そりゃそうです、リーグ優勝が決まったばかり。おまけに本日午後巨人戦が広島球場で開催されるのです。駅構内は「カープ」「赤」で一杯になるのもうなづけます。
 売店にもカープ関連のお土産が山積みです。その中で見つけました「カープの鯉人」!
 こういうネーミング、大好きです。
 
あ、講義はつつがなく終了しました。今回は講義を聞く人は基本的に漢方に触れるのは初めて、という方ばかり。難しい専門用語は使えません。ややこしい話をいかに判りやすく表現するかという点に心を砕いたつもりです。
#漢方薬#漢方相談≫ 続きを読む

 

漢方薬というと

 漢方薬というと〇〇湯などと煎じ薬を連想するのが一般的でしょうか。
 実は漢方薬には煎じ薬ではない漢方薬もあります。五苓散、当帰芍薬散なんかが有名ですね。
 今は煎じ薬も散剤もエキス剤になっている方が馴染みがあります。
 しかし長全堂薬局では五苓散などの散剤は複数の生薬を粉末にして混ぜ合わせて作ります。
 写真の散剤は「平胃散(へいいさん)」です。食べ過ぎたり飲み過ぎたり、お腹が張って苦しい時には良く効きます。私も愛用している処方です。
 5種類の生薬を粉末にし混ぜ合わせてあり、エキス剤と違うので生薬の良い香りがします。服用して10分もしないうちに胃がスッキリし気持ちの良い処方ですよ。
#漢方薬#生薬≫ 続きを読む

 

掲載されました

友人で東邦大学薬学部准教授渡辺朋子氏が書籍『薬局管理学』(を上梓されました。
 その中で我が「長全堂薬局」が”漢方専門薬局”として写真付きで紹介されました。
 なんだか嬉しいものです。DSC01599_1.jpg

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週刊新潮

 
発行される前から是非読んでみたいと思っていた「週刊新潮」
〇「ツムラ」が国民を欺いた 「漢方」の大嘘
〇死者まで出ている「副作用」事典
のタイトルがとても興味をそそられます。
 
「ツムラ・・・の記事は要するにツムラが主導する医療保険で使用される漢方薬(エキス剤)はだれもが使用できるようにマニュアル化され盛んに使用されるようになったが、漢方本来の ”証”ヲ診て処方を各人にピタリと合わせるオーダーメードの漢方薬を運用している専門家が居なくなってきた、由々しきことである。
ということらしい。
 
これはこれで間違ってはいない。しかし漢方の理論(沢山ある、傷寒論金匱要略だけではない)を勉強し、処方の歴史的来歴、構成生薬の意味等を知ればエキス剤であろうと”証”に合致した運用が可能となるのである。要は漢方を深く学ぶこと大事なのである。
虚実論ひとつとっても、ツムラ・日本漢方の謂う虚実は非常に杜撰である。ツムラ・日本漢方では、実証=体力がある 虚証=体力がないとしているが、虚実はそんな単純なものではない。
素問・通評虚実論には『邪氣盛則実、精氣奪則虚』とある。身体に不要なモノが余っている状態を実証、健康な体を維持するために必要なモノが不足している状態を虚証、と言っています。ツムラ・日本漢方には虚実中間証という理解不能な証があると言いますが、虚証でも実証でもなければそれは健康じゃないでしょうか?こんな杜撰な理論で漢方をマニュアル化されたのではたまったものではありません。
 
まだまだ言いたい事がありますが、今日はここまで。

 

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絵に描いたよう


9月にもなると朝晩は結構気温がさがりますね。すると腰痛、寝違え、等の急に痛くなる症状を訴える方が増えます。昔からそうです。夏の暑さから解放され、引き換えに足腰、背中、首、肩が痛くなるものです。気温の変化に筋肉や筋が気温低下による収縮の許容範囲を超えるため起こるのです。
気温低下が原因なので、異常のある付近を温めることが治療の基本です。

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